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TDK、小型ディスクバリスタによるサージ保護の実現を目指す

Aug 06, 2023

TDKは、金属酸化物ディスクバリスタ(MOV)のEPCOS Compact S14 AdvanceD-MPシリーズを発表しました。 新しいシリーズは、EPCOS S14 AdvanceD-MP 標準シリーズと同じ保護を提供しますが、寸法が小さくなっているのが特徴です。

新しいデバイスのディスク直径は 13mm から 14mm で、旧規格と比較すると約 3mm 小さくなります。

新しいユニットは、TDK 独自の SIOV 名称で B72214P2 シリーズとしても知られています。 旧シリーズと同様に、EPCOS Compact S14 AdvanceD-MP MOV は、IEC 62368-1 に従って、8/20 μs で 6 kA の最大サージ電流能力を備えています。

新しいコンパクト シリーズのすべてのメンバーは UL、CSA、VDE、および IEC の承認を取得しており、すべて 130 VRMS ~ 460 VRMS の電圧範囲で動作します。 このユニットは、反復的な低レベル電流サージに対して複数のパルス保護を提供します。

主な用途としては、スイッチング電源、スマートメーター、家電製品、LED照明ドライバーなどが挙げられます。

すべてのユニットは 6000 アンペア 8/20 μs パルスを 1 回受け取ることができ、PMAX は 0.60 ワットです。 また、UL 1449 (第 4 版) および ThermoFuse バリスタなどの他の TDK バリスタに従って、MOV は有用なエネルギー吸収指標を備えています。

新しい MOV は、3000 アンペア 8/20 μs パルスを 15 回吸収できます。 両方の指定で、以下に示す動作電圧と保護容量が異なることに注意してください。

これらの仕様は、最大 TA 105 °C に対するものです。

正確な高さの仕様はデータシートに記載されています。 全シリーズの幅は13mmから14mmの間ですが、高さは17mmから18mmの間で変化し、厚さは4.7mmから8.5mmの間で変化します。

すべての場合において:

MOV は、IEC 61051 に従って、-40 °C ~ +105 °C の範囲で動作します。

MOV には多くのトレードオフがあるため、エンジニアはメーカーのデータシートを慎重に検討する必要があります。

リテルヒューズの LA バリスタ シリーズには、AC 電力線全体で連続的に動作するように設計されたラジアルリード MOV が含まれています。 最大 VRMS 仕様は 130V ~ 1000V で、エネルギー吸収能力は最大 360J です。 7mm、10mm、14mm、20mmのサイズがあります。

Bournes MOV-20DxxxK シリーズの 20mm ラジアルリード MOV には、18V ~ 1800V の範囲のバリスタ電圧と 11V ~ 1100V の VRMS 電圧のユニットが含まれます。

MOV を使用した経験は何ですか? 以下のコメント欄でお知らせください。